日本人の根を培う集い
昭和58年初期、日本の国替えを志向する「新しい道」が主催した有識者の懇親会が契機となり、林田正治、後藤是山、松本唯一、荒木精之、内藤陸義、森本忠、工藤正人、児玉亀太郎、泉喬等の諸氏が発起して、「熊本の根を培う会」が発足した。
事業計画は、△日本の国替・郷土振興について座談会の開催 △熊本の根の形成年表作成 △「肥後の人物ものがたり」の出刊 △「培根」の発刊など。
熊本教育振興協議会の発足
教育の荒廃を憂い、かつての教育県熊本の再現を期し、昭和58年7月18日、熊本市産業文化会館において次の方々が教育座談会を開いた。
- 尚絅学園理事長 内藤 宏氏
- 熊本県教育委員長 本田 不二郎氏
- 九州記念病院長 (日本と日本人を考える会長) 岡山 清氏
- 熊本の根を培う会主幹 児玉 亀太郎氏
この座談会を契機として、数回の委員会が開催され、遂に昭和59年2月4日熊本教育振興協議会(当時の名称)が設立された。
【総会後の記念講演会】
演題:「最近の教育問題をめぐって」
講師:福岡教育大学教授 山田 輝彦氏
事務局の開設
元原野商事社長 故原野 一之氏より
熊本市下通り2丁目の原野ビル一室を無償にて提供を受け、事務局を開設して活動の拠点とした。
昭和60年8月17日
於:ニュースカイ・ホテル
「小橋先生を囲む会(講演会)」
昭和62年2月4日
於:郵便貯金会館大ホール
結成記念教育講演会
「これからの日本の教育を考える」
講師:臨教審委員 内田健三氏
名称変更「熊本教育振興会」へ
昭和62年5月16日総会にて「熊本教育振興会」と名称を変更。
当日の記念講演会
演題:「世界と共に歩む日本」
講師:熊日新聞社論説委員長 平野敏也氏